#26 「顔合わせ」

ウィンデンバーグ
オールド・クォーター・イン

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「おらっ!チッ、外した!」


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ジェイコブ:
「待たせたな!」

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「おせーぞジェイコブ!てめえぶっ殺すぞ!」

アーサー:
「……!?」

ジェイコブ:
「悪ぃな!怒んなって。アーサー、こいつは俺のダチであるドラマーのジェシカ」

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「んでこっちの若いのが新星ベーシストのジュリアンだ。
ジェシカの妹と同級生で、すげえベース弾きがいるってことで紹介してもらったんだ」

ジュリアン:
「あ、別に凄くは……あ、あれ!?」

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アーサー:
「あっ。何かどこかで……」

ジェイコブ:
「あん?知り合いだったのか?」

ジュリアン:
「ええと、その、オアシス・スプリングスでちょっと。
また、会えましたね」

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アーサー:
「そうだった。世間は狭いね」

ジェイコブ:
「なんだあ?ワケありか、お前ら?
まあ良い。改めて、俺とアーサー・ベラミーだ。宜しくな」

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ジュリアン:
「ベラミー家!?ベラミー家の御曹司ってまさか……!?
あなたはベラミー家の方だったんですか!?」

ジェイコブ:
「おいおい、寝ぼけてんのか?
事前に言っておいただろ、こいつの他に誰がいるんだ?
でも、そうか。お前、音源聴いただけで実際に見たことないんだもんな。
こいつが正真正銘のアーサー・ベラミーだ」

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ジェシカ:
「ベラミー家だなんてアタシにとってはどうでも良いぜ。
アンタらのライブ、アタシは毎晩行ってた。
特にアンタのボーカルとギター、最高に濡れた。
このアタシを耳レイプした罪は重い!どうしてくれんだ?責任取ってくれるんだろうな?」

アーサー:
「は、はあああ!?」

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「え!?いやいや違います、違いますって!
おいジェイコブ、俺新婚なんだけど!!!どこがクリーンなんだよ!」

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ジェイコブ:
「昔に比べればクリーンだろ全然。お前の大ファンなんだよ。
ケイトのボーカルよりお前の方が好みだったらしいぞ」

アーサー:
「リアムを呼んで来い……」

ジェイコブ:
「口は悪いが、腕は確かだ」

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アーサー:
「頼む。ブリジットには会わせないでくれ。誤解を生みそうだ」

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ジェシカ:
「アーサー、アンタのファーストキスはジェイコブなんだろ?」

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ジェイコブ:
「だよな?」

アーサー:
はい!!??

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ジュリアン:
マ、ママママママジっすか!!??

ジェイコブ:
「正確には俺とリアムのどっちかだな。
いやー昔はさ、色々あったんだ、色々」

アーサー:
「どういう話をしてるんだお前は……。
大体、そんなこと言うなら俺のファーストキスはバディだよ!」

ジェイコブ:
「誰だそれ?」

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アーサー:
「うちの愛犬。もう死んじゃったけど」

ジェイコブ&ジェシカ&ジュリアン:
「「「……………」」」

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アーサー:
「今は大丈夫なの?」

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ジュリアン:
「……え?」

アーサー:
「この前の奴ら。まだ何かされたりしてないか?何なんだあいつらは?」

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ジュリアン:
「あー……。同じ学校の奴らです。ちょっとした……嫌がらせを受けてて。
でも、今は大丈夫ですよ?」

アーサー:
「そうか?何かあったら言ってくれ。
オアシス・スプリングスって治安悪くなっただろ?」

ジュリアン:
「ありがとうございます。でも、コナーがいるから大丈夫っす」

アーサー:
「コナー?」

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ジュリアン:
「小学校からの友達です。色々悩みも聞いてくれる、良い奴です。
アーサーさんにも会わせたいです。きっとアーサーさんの演奏、
あいつも好きだと思いますから」

アーサー:
「何か、そう言ってもらえると嬉しいな。会ってみたいよ」

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ジュリアン:
「(優しいな、アーサーさん)」

アーサー:
「さて、俺の番か」

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ジェシカ:
「アンタが早々に身を固めるとはな。……意外じゃねえか。
女遊びはもうたくさんか?……さては妊娠させたな?図星だろ。
おい、どけよおっさん。そこアタシたちが座るんだ」

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ジェイコブ:
「お前、もう少し女らしさを磨いた方が良いと思うぞ。
アーサーが引いてたぞ、かなり」

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ジェシカ:
「良いじゃねえか、アタシはアタシなんだ!
それよりもお前の嫁はどんな女だ?見せやがれ!
どんなビッチなんだよ?さぞや良い女なんだろうな?」

ジェイコブ:
「お前とは正反対の女だ」

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ジェシカ:
「ああん?何だそれ。喧嘩売ってんのか?表出ろ、相手してやる」

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ジェイコブ:
「(こいつ一生結婚どころか恋人作れねえな……)」



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アーサー:
「嵐が去ったか……」

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ジェイコブ:
「賑やかな奴らだろ?
さあ、どうよ?お前、入る気あるか?考えとくなんて言ったらぶっ飛ばすからな」

アーサー:
「それってさ、つまり断るなってことだろ?良いよ。入るよ」

ジェイコブ:
「よっしゃ!決まりだな。変な奴らだが、まあ宜しくしてやってくれよ」

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「……アーサー、覚えてるか?5年前も、ここでバンド結成したんだ」

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アーサー:
「忘れるわけないだろ。大体、お前がウィンデンバーグに住むのを決めたのも、
そのせいなんだろ?」

ジェイコブ:
「やっぱりお前は鋭いな、当たりだ。
俺にとってはこの場所は思い出深い場所だ。いや、と言うよりむしろ神聖な場所だな。
たとえ忘れたい過去があってもな」

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アーサー:
「……。サマンサに話したのか?」

ジェイコブ:
「話した。お互いの親に挨拶に行こうって言われたときにな。
そうなると話さざるを得ないだろ。ただ黙って頷きながら、泣いたぜ、あいつ。
無事生まれてくれたから良いが、お腹の子に影響がないかどうか考えちまった。
俺は基本的にあいつを泣かせてばっかりだな、気を付けねえと」

アーサー:
「…………」

ジェイコブ:
「馬鹿野郎、そういう顔すんなって!リアムにも言われただろ?
笑えよってな。俺は大丈夫だ」

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「……ガキの頃の話なんだからよ」

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