#04 「フィッシュ&チップスの味」

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アーサー:
「これがフィッシュ&チップス……初めて食べたよ」

ジェイコブ:
「マジで!?」

ケイト:
「この時間にはキツいものでしょ」

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アーサー:
「いや、美味しいよ」

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ジェイコブ:
「さっきのをタダで聴かせてもらうなんてありえねえからな。
俺らのおごりだ」

アーサー:
「え?それは良いよ、お金は払う。
そういえば、名前は……」

ジェイコブ:
「あん。俺はジェイコブ。で、ケイトとリアムだ」

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ケイト:
「宜しく」

アーサー:
「宜しく、ジェイコブさん、ケイトさん、リアムさん」

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リアム:
ハハハハハ!ハハハッ」

アーサー:
「????えっ……!?」

ケイト:
「リアム大爆笑ね」

ジェイコブ:
「俺たちを『さん』付けで呼ぶなんてお前が初めてだ。呼び捨てにしろ」

アーサー:
「はあ……。あ……電話だ、失礼。少し、席を外す」

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ジェイコブ&リアム&ケイト:
「……………」


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ジェイコブ:
「……つうかよ、ベラミー家ってなんでそんな偉いんだ?貴族がそんなに偉いのか?
聞いてないが、本当にあいつ本物のベラミー家の息子だよな?」

ケイト:
「聞かなくても……分かるわ」

ジェイコブ:
「あの腕なら是非入れたいね。やべえかな?」

リアム:
「もし万が一何かあったらその時は……縛り首か、銃殺か?」

ケイト:
「ギロチンかも」

ジェイコブ:
「マジで?」

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リアム:
「中世、ベラミー家は魔女狩りを行った貴族だ。当時は娯楽の一つだった。
実際には犠牲になった者たちは勿論『魔女』ではなかった。無罪だった。
だが市民の前で公開処刑された。
最も酷かったのはシェリンガム家だ。一族もろとも殺されたという」

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「シェリンガム家は黒装束を身に着け、まじないをしてきた一族だった。
それが誤解の原因でもあったらしい。
シェリンガム家の存在は市民を恐れさせ、更にちょうどその頃伝染病が流行り、
ベラミー家に生まれた子どもが早世した。その当てつけでシェリンガム家は滅ぼされた」

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ジェイコブ:
「マジかよ。それで英雄扱いか?」

リアム:
「歴史の教科書を開けば昔の画家が描いた画が載ってる。歴史を勉強しなかったのか?」

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ジェイコブ:
「悪いな、俺は中世史は全滅だ。お前、博識だな」

アーサー:
「あの……」

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ケイト:
「!!!!!!!」

アーサー:
「え?」

ケイト:
「ごめんなさい……」

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アーサー:
「何が?失礼しました、途中で席立ってしまって」

ケイト:
「…………」

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ジェイコブ:
「それじゃ、追ってまた連絡するぜ。アーサー」

アーサー:
「あ……」

ジェイコブ:
「あ?
(言いたいことがあるならでかい声でハッキリ言え!とは言えねえ……ギロチンにかけられる)」

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リアム:
「気を付けて帰れ」

ケイト:
「私、帰るわね」

アーサー:
「あの、俺……帰れない」

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ジェイコブ:
「ああ?」

アーサー:
「今日、大学寮を出てきたんだ。帰るところがない」

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ジェイコブ:
「おいおいおい……じゃあどうすんだ?」

リアム:
「今日の陽気と言えど、夜は外にずっといると凍え死ぬぞ」

ケイト:
「ひらめいた!
なら、リアム、あなた泊めてあげなさい。どうせ帰ってもジェイコブと二人なんでしょ?」

ジェイコブ:
「は!?
(くそ!ケイト!余計な事言ってんじゃねえ!女子呼べなくなるじゃねえか!)」

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リアム:
「ああ。俺の家に来い」

ジェイコブ:
「(おめーも賛同してんじゃねえよ!)」

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リアム:
「狭くても良ければな。それに、一人は雑魚寝だ。悪いな」

アーサー:
「ありがとうリアム。えっと……今23時過ぎだ。こんな時間にごめん」

リアム:
「問題ない」

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ジェイコブ:
「ちょっと待てよ、この後……」

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ケイト:
「たまには野郎三人で仲良くしなさい」

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ジェイコブ:
「チッ、一晩だけだぞ……。
(くそがああああああああああ!!!!)」

リアム:
「(つうか家賃折半とはいえ俺ん家なんだが)」

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