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#05 「共同生活」

アーサー:
一晩だけ。俺もそういうつもりだったのに、気が付いたら男3人、一緒に暮らしていた

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そして彼らに加わり、勉学の傍ら、やがてライブに参加するようになった。
各地を気の向くままに移動し、バンド活動で手に入るわずかなお金。
生活するのはギリギリだったけど、この期間が一番楽しかったのかもしれない。
アリッドリッジで過ごした少年時代に味わうことができなかったものを、ここで満喫した


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勿論、その生活では知らないことだらけだった。日々驚きの連続だ。
まずショックを受けたことは……彼らの過度な女遊びだった


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俺が大学での授業が終わって帰ってくると大抵……


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ジェイコブ:
「こういうところでするのも刺激的だろ?」

「フフフッ……」

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アーサー:
ジェイコブは……病的なほど女癖が悪かった。特定の彼女を持たない男だった。
あいつが相手にするのは『物分かり』が良く、多くを望まない女性だけ。
複数の女性と関係を持っていた。しかし……


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ジェイコブほどではないにしろ、リアムも相当なものだった。
彼はほとんどの場合無表情で、愛を語ることはない。それが時折相手を怯えさせたという


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アーサー:
「……ケイトがいるのに?」

ジェイコブ:
「ああ。あいつはな、また俺とは違うんだ。
なんつーか、無気力っつうの?それに、無感情だ。つまり『愛』がねえんだ」

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アーサー:
「愛がない?」

ジェイコブ:
「お前、あいつのこと怖くなかったか?最初会った時」

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アーサー:
「いや、別に……」

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ジェイコブ:
「おお?珍しいな。大概の奴はな、あいつを怖がるんだ。表情がねえから。
表情筋が喪失してんだな、きっと」

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リアム:
「風呂」

ジェイコブ:
「お、早えじゃん。さて、入るとするか」

リアム:
「ジェイコブ」

ジェイコブ:
「あんだよ?」

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リアム:
「クローゼット。使うのは自由だが、掃除しとけよ。ファンキー野郎。
何で俺がお前の始末しなきゃならねえんだよ、ふざけんな」

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ジェイコブ:
「悪いな。次は綺麗にしとくわ。さてと、風呂風呂」

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リアム:
「……アート。今日は悪かったな」

アーサー:
リアムはいつからだったかはっきりとは覚えていないけど、俺のことを『アート』と呼ぶようになっていた。
それは俺を特別扱いしないでくれているみたいで、何だか嬉しかった


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「……。こういうのって普通なんだ?」

リアム:
「俺たちにとってはな。お前も混ざれよ」

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アーサー:
「俺は良い」

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リアム:
「……ドラッグはやるのに?」

アーサー:
「え?…………」

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俺はこの頃、初めて煙草を吸って、ドラッグもやった。吸い方はすべて、リアムに教わった

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リアム:
「なあアート。お前は何故そんなに『普通』にこだわる?
『普通』であることにこだわりすぎて、自分を見失ってないか?
……お前はお前のままで良いんだよ。違うのか?」

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アーサー:
「……」

リアム:
「俺たちといると、おかしくなるぞ。お前」

アーサー:
「……そんなことない」

リアム:
「付き人がいるんだろ?お前を護る12人の『円卓の騎士』が。
今からでも遅くない。帰れ」

アーサー:
「嫌だ」

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「俺は帰らない。帰りたくない」

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リアム:
「……」

アーサー:
「駄目なのか?ここにいたら」

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リアム:
「…………。お前がそうしたいんなら、そうしろよ」

アーサー:
「ありがとう。……おやすみ、リアム」

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リアム:
「…………」

ジェイコブ:
「おい!リアム!お前アレどこやった!?洗顔料ねえんだけど!!
お前こそ整理しとけ!クソッタレファンキー野郎!」

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リアム:
「…………」
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