スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--/-- --:-- |スポンサー広告  

#14 「竜の子」



2016-05-21_12-04-54.jpg

2016-05-21_8-13-27.jpg

2016-05-21_9-47-26.jpg

2016-05-21_9-51-36.jpg

2016-05-21_9-52-58.jpg

2016-05-21_9-48-52.jpg

2016-05-21_9-55-13.jpg

リアム:
「(…まだ起きてたのか)」


アーサー:
「……リアム?見てた?」

2016-05-21_9-57-10.jpg

リアム:
「いつも夜はお祈りの時間だな。それも家の習慣か?」

アーサー:
「いや、これは俺が子どものころから勝手にやってることだ。
……リアムは魔女狩りの歴史を知ってる?」

2016-05-21_9-57-19.jpg

リアム:
「……ああ」

アーサー:
「そうか……。やっぱり、知ってるんだ」

リアム:
「その意味は?」

2016-05-21_9-56-44.jpg

アーサー:
「意味?
俺の家が過去に起こしたことに対する贖罪の意味を込めて祈ってるよ。
何の罪もないのに殺されていった人々に祈りを捧げてる。懺悔と、深い鎮魂の想いを」

リアム:
「自分たちが英雄だとは思わない?そのように俺たちは習ってきたが」

2016-05-21_8-15-28.jpg

2016-05-21_8-15-09.jpg

アーサー:
「思わないよ。無実の人を殺すのを楽しむことが何故英雄なんだ?」

リアム:
「だがそれは中世の話だろ。大昔の話だ」

アーサー:
「でも絶対に忘れてはいけないことだと思うんだ」

2016-05-21_10-00-23.jpg

「当時は『円卓の騎士』が執行人だった。今でも、その12人の制度は受け継がれてる。
俺は反対してるのに、なくならないんだ」

2016-05-21_10-00-45.jpg

2016-05-21_10-01-27.jpg

「だからせめて、犠牲になった人たちのために祈り続けることで、俺のこの祈りが届けば良いなって思う。
安らかに眠ってほしいから。
……でも、今日の祈りはそれだけじゃない。リアムとジェイコブのために祈ってる」

2016-05-21_10-03-08.jpg

リアム:
「俺たちのために?何故?」

2016-05-21_10-01-17.jpg

アーサー:
「今日聞いた話…俺は知らなかった。何も知らなかったんだ。
実際にそんなことがあるなんて……。
俺は今まで何も知らずにのうのうと暮らしてた。
ジェイコブが明るく振る舞うのを見てたらとても胸が苦しくなったよ。
本当はとても辛いことだったと思うのに、俺なんかに話してくれた」

2016-05-21_8-13-10.jpg

「だから、これからの2人の幸せを心から願ってる。
どうかリアムとジェイコブに、竜の加護を。…って」

2016-05-21_10-04-15.jpg

リアム:
「……お前は優しいな」

2016-05-21_10-02-00.jpg

アーサー:
「リアムだって優しいよ」

2016-05-21_10-03-13.jpg

2016-05-21_10-03-20.jpg

リアム:
「………………」

アーサー:
「俺、変なこと言った?やっぱり俺は普通じゃない?」

2016-05-21_10-03-56.jpg

リアム:
「変じゃない。お前はそれで良い」

2016-05-21_12-05-30.jpg

「その祈りは、必ず届く」

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。